高確率の四つ葉出現率を誇るしあわせクローバーが恋人の聖地・恋路ヶ浜に復活
見つけたらちょっと幸せな気持ちになれる、そんな四つ葉のクローバー(シロツメクサ)の摘み取りができる場所が田原市の伊良湖岬・恋路ヶ浜にあります。新型コロナウイルス感染症対策で、観光客が密集しないように刈り取っていましたが、9月末、管理している伊良湖岬観光協議会(清田茂之会長)が幸せのおすそ分けをしようと再度、植え直しました。
2014年に幸せの四つ葉のクローバー発祥の地が誕生
伊良湖町で採取した株が四つ葉だけでなく、五つ葉、六つ葉も生えることから、観光業者らでつくる同協議会が2014(平成26)年、その遺伝子を持つ株を植え、幸せのおすそ分けをしようと「幸せの四つ葉のクローバー発祥の地」を恋路ヶ浜駐車場脇に誕生させました。この四つ葉を求めて恋路ヶ浜に足を運ぶ観光客も多く、今では大切な観光資源の一つとなっています。
新型コロナ禍の今年4月、密集対策でクローバーを刈り取り。その後、生えてきたものの、梅雨時期の長雨とこの夏の猛暑の影響で枯れてしまいました。
9月29日の朝から協議会メンバー10人が100株を丁寧に植え付け。Go toトラベルの地域クーポン配布、Go To Eatの開始を前に再整備しました。
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ライトアップも再開
中止していたライトアップも再開。しかし、四つ葉は夜になると葉を閉じるため、探すなら明るいうちがおすすめです。
さらに、撤去されていた「想い石」と呼ばれる四つ葉形の石も発祥地に戻ってきました。約11㌔の想い石を願いを念じて持ち上げ、思ったより軽く感じたら叶う日も近いかも?と言われており、恋路ヶ浜を訪れる人たちの人気スポットも復活。
クローバーのピークは例年3〜5月ですが、通年で楽しめるように協議会メンバーが丹念に世話していきます。清田会長は「恋路ヶ浜の四つ葉から幸せの輪が広がってほしい」と話しています。
幸せの四つ葉のクローバー発祥の地 住所:田原市伊良湖町古山 アクセス:東名豊川ICより車で約90分 駐車場:恋路ヶ浜駐車場