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キャベコロに鬼まん、渥美半島のグルメが24時間買える自販機が豊橋に登場

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 鬼まんじゅうにキャベコロ、豊川いなり寿司ー。愛知県豊橋市や近隣の田原市、豊川市などの地元の人におなじみの食べ物が、冷凍食品として販売されています。それも24時間、いつでも買える自動販売機です。キャベコロは、田原出身のお笑いタレント、大久保佳代子さんが8月、テレビ番組で紹介し、話題になったばかり。この地域の自慢の味がそろい、地元の人以外もぜひ食べてほしい品々です。

 自動販売機は、食品製造業サンショク(豊橋市)が豊橋市潮崎町39の工場直売所前に置いています。自社で作っている冷凍食品を入れてあります。

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鬼うま!んじゅうは愛知県民おなじみの味

 鬼まんじゅう「鬼うま!んじゅう」は、地元産のサツマイモを米粉の生地に練り込み、しっとり、もちもちとした食感を楽しめます。鬼まんじゅうは、愛知県民なら知っている郷土の味。サンショクは学校給食を作っていて、豊橋市内などでは給食で食べたという若者も多いことでしょう。
 サンショクは、鬼まんじゅを製造して30年余。米粉を使用しているので、小麦アレルギーの人にも安心です。6個入り450円です。

田原市のご当地グルメ・キャベコロ

 そして、大久保さんが紹介したキャベコロ。コロッケとは違い、ジャガイモを入れず、田原市特産のキャベツを使用、主な材料も田原産にして形を俵型にするのが基本です。
 田原飲食業組合がキャベツの消費拡大を目的に商品化しました。地元の農産物を活用した加工品・料理コンテスト(2011年度)で最優秀賞を受賞したのがきっかけで、実はご当地グルメとしては比較的歴史は浅いのです。
 田原市内の飲食店で食べられるほか、冷凍のキャベコロはカレー味とプレーン味の2種類があります。大久保さんが、8月12日放送のテレビ朝日「マツコ&有吉かりそめ天国」で紹介すると、道の駅田原めっくんはうす(田原市)で一時品薄になり、サンショクの自販機も売れ行きがよく、キャベコロを扱う各方面で反響があったそうです。
 キャベツの歯ごたえ、シャキシャキとした食感。ごはんのおかずにぴったりで、子どもも食べられるマイルドなカレー味です。夏場のビールにも合います。

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いなり寿司が丸ごと入った中華まんも

 それから、豊川と言えば「いなり寿司」です。「お稲荷さん」で知られる豊川稲荷(豊川市豊川町)の門前を中心に豊川いなり寿司が食べられます。ノーマルなものから工夫を凝らしたものまで、さまざまないなり寿司があります。あの「ご当地グルメでまちおこしの祭典!Bー1グランプリ」にも出展してきました。
 その豊川いなり寿司が丸ごと入った中華まん「豊川いなりまん」をサンショクが作り、自販機で販売しています。こちらも、味わってみたい一品です。

他にもご当地冷凍食品がそろう

 他にも、豊橋市東脇にある「肉の三河屋」の人気商品「三河屋焼豚」と、ふわふわの生地でデザインがかわいい「パンダ割包(カーポウ)」のセットなどもあります。割包に挟んで食べてみてください。

 自販機が導入されたのは、今年2月。サンショクの山本真之代表取締役は「手軽にお客さんに商品を届けたい」との思いで、販売手段の拡大として直売所とは別に自販機も設けました。ご当地冷凍食品をそろえており「今後も、地元の食品製造会社として地域の企業、団体とコラボした商品を作っていきたいと思います」と話していました。

営業時間
工場直売所: 午前10時~午後5時半。土・日曜、祝日休み。
自動販売機: 24時間稼働

 

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