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異動辞令は音楽隊のロケ地紹介

豊橋駅から歩いて行ける「異動辞令は音楽隊!」のロケ地を紹介

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 日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「ミッドナイトスワン」の内田英治監督の最新作「異動辞令は音楽隊!」が8月26日に公開されました。昨年8月におよそ1カ月にわたり、愛知県豊橋市を中心にロケが行われた今作には、随所で市民おなじみの名店や施設が登場。今回は豊橋駅近くのロケ地を紹介します。(更新:2022年9月28日)

 映画は、主演の阿部寛さん演じる犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬が突然、警察音楽隊に配属となり、奮闘するヒューマンドラマ。阿部さんはドラム、清野菜名さんはトランペット、高杉真宙さんはサックスと、音楽隊を演じる俳優らが楽器演奏を一切の吹き替えなしで演じ切ったのも見どころの一つになっています。

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豊橋駅周辺のロケ地はここ

 夏の犯罪撲滅キャンペーンで成瀬ら音楽隊が屋外で演奏したシーンを撮影したのは、豊橋駅の東口にあるサークルプラザ。普段は待ち合わせや休憩スペースとして市民が利用し、冬場にはイルミネーションが楽しめるこの場所では、厳しい暑さの中、多くのエキストラが参加してロケが行われました。

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伊勢路が清野さんの実家として登場

 市民おなじみの名店も出ています。清野さん演じる来島の実家として登場したのが、お好み焼き店「伊勢路本店」です。豊橋駅から徒歩5分ほどの水上ビルにある伊勢路は連日、地元民でにぎわう人気店。店内にはカウンターとテーブル席があり、昔ながらのお好み焼きが食べられます。お好み焼きは鉄板に乗って出てくるので最後まで熱々。毎年、児童養護施設の子どもたちを店に招待して、無料で食事を振る舞うなど、人情味のある店主も名物です。

2階は勢川本店

 来島の実家のお好み焼き店の2階という設定で登場する座敷は、うどん・そば「勢川本店」の2階です。豊橋駅から徒歩10分ほどのまちなかに店を構える創業100年以上の同店では、名物「豊橋カレーうどん」や、三河の人たちに親しまれているうどん「にかけ」も食べられます。東三河に11店ある系列店ごとに出汁の味が違うため、食べ歩いてお気に入りを見つけるのも楽しい。

クライマックスシーンはここにこ

 勢川本店からほど近い、こども未来館ここにこでは映画の山場となるシーンを撮影。普段は幼い子どもたちも安心して遊べる憩いの施設ですが、今作ではクライマックスの緊迫した場面で登場しています。

ロケでおなじみの公会堂でも撮影

 ロケ地としておなじみの公会堂が「異動辞令は音楽隊!」にも登場。演奏会の会場の廊下として使われました。内田監督は「ミッドナイトスワン」でも公会堂をNYという設定で使っています。国の登録有形文化財である公会堂は、豊橋市役所のすぐ近くにあり、普段は式典や講演会、歌、踊りの発表会が行われる施設。ロマネスク様式で建築された外観も美しく、豊橋名物の路面電車からも眺められます。

 ひときわ存在感のある、音楽隊が乗るバスが渋滞の中を走り抜ける場面は、豊橋駅に続く目抜き通りで撮影。繁華街に近い新吉町から広小路へと抜けるまっすぐな公道を一部封鎖して、ほぼ1日かけて行われました。

豊橋駅から渥美線に乗って行けるロケ地も紹介

 阿部さんがドラムを練習するスタジオとして使われたのは楽器店「シライミュージック」。豊橋鉄道渥美線「南栄駅」のすぐ近くに店を構えています。社長の白井紀充さんは、昨年発売された牛丼チェーン吉野家の公式ファンブックに「ねぎ玉牛丼」の食べ方、白井式が掲載されたことでもおなじみです。

阿部さんも使った「白井式」
 阿部さんが練習に使ったのは、シライミュージックが扱っている商品です。練習パッドとドラムの消音化に使う「メッシュヘッド」、パッドスタンドがセットになった「白井式防振練習セット」です。実は、これがすごいのです。
 パッドスタンドのアームにメッシュヘッドを装着し、その上に練習パッドを置きます。音が消せる上、床への振動も抑えられるからです。

白井式防振練習セット

 このセットがあれば、自宅でも音や振動を気にせず練習が可能。ドラム初挑戦だった阿部さんも、この白井式を購入、宿泊先や自宅で練習を重ねたそうです。
 シライミュージックでの撮影時、店の前にあるベンチに座って練習している阿部さんを白井さんが見て、白井式を勧めたのがきっかけです。
 シライミュージックは、白井式を生み出すなど、以前からドラムに特化した楽器店として全国のドラマーに知られていました。
 今回のロケについて、白井さんは「ドラムに特化してきたことの集大成のようで、お手伝いができて、ありがたく思っています」と話していました。この映画を機に、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネル「シライミュージック」でドラム初心者向けの講座も開始。ますます全国のドラマーをサポートしていきます。

 南栄駅から徒歩10分ほどのアイプラザ豊橋では、ラストの演奏会シーンを撮影。観客役として多くの市民エキストラが参加しました。普段はコンサートや舞台、発表会などが行われている施設。演奏会にも登場するカラーガード隊の衣装は豊橋市消防本部が貸し出したものです。

 「異動辞令は音楽隊!」は、愛知県警音楽隊のフラッシュモブ映像から着想を得たオリジナル脚本。撮影は、豊橋市のほか、隣接の豊川市や蒲郡市、静岡県湖西市で行われました。映画の世界観に浸りに、ぜひロケ地へ遊びに来てはいかがでしょうか。

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