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【渥美半島の観光スポット】島崎藤村「椰子の実」の舞台となった恋人たちの聖地・田原市恋路ヶ浜

 半島の先端部、太平洋に面し、日出(ひい)の石門まで約1㌔にわたって砂浜が延びています。波穏やかで目の前に広がる大海原には船が行き交います。「恋路ヶ浜」のロマンチックな響きから、地元の観光協議会が「恋人伝説の地」としてPR。2006(平成18)年には「恋人の聖地」に認定されました。四季を通じ、観光客が訪れ、若いカップルの姿も目立ちます。

島崎藤村「椰子の実」の舞台

 恋路ヶ浜は、唱歌「椰子(やし)の実」の舞台にもなりました。1898(明治31)年、伊良湖に滞在した民俗学者の柳田国男(1875~1962年)が浜で流れ着いたヤシの実を発見。東京へ帰って、文学仲間の詩人島崎藤村(1872~1943年)に話すと、それをもとに島崎が叙情詩「椰子の実」を発表しました。1900年のことで、2020年はちょうど120年の節目にあたります。柳田の著書「海上の道」にいきさつが書かれています。
 1936(昭和11)年、作曲家の大中寅二(1896~1982年)が曲を付け、広く歌われるようになりました。

 ♫名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ♫

 この詩「椰子の実」を再現しようと、遠き島に見立てた沖縄県石垣島から恋路ヶ浜への漂着を目指すヤシの実流しが、旧渥美町時代の1988年から、地元の観光関係者らによって続けられています。

幸せの鐘

 恋路ヶ浜駐車場の一角には、「恋人の聖地」認定を記念し建てられたモニュメント「幸せの鐘」があり、陽光にきらめく海を目の前にして鐘を鳴らすことができます。

しあわせの鍵

 近くには、駐車場の売店で販売している「しあわせの鍵」を掛けられる場所もあり、カップルらの姿が見られます。
 鍵を掛ける場所は2002(平成14)年4月、沖縄県石垣島から流したヤシの実が念願の旧渥美町の海岸に初めて流れ着いたことを記念し、設けられました。鍵は、恋路ヶ浜にある観光協議会の加盟店で扱っています。

 四つ葉のクローバー

幸せを呼ぶ四つ葉のクローバー

 鍵掛けの中央部は、「幸せの四つ葉のクローバー発祥の地」です。
 伊良湖町宮下地区で見つかった四つ葉や五つ葉などが生えるシロツメクサ(クローバー)を親株とし、株分けされたクローバーを観光協議会が植え、2014(平成26)年10月に発祥の地としました。


恋路ヶ浜
住所:田原市伊良湖町古山
アクセス:東名豊川ICより車で約90分
駐車場:恋路ヶ浜駐車場