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新聞記者がプレスリリースの制作と助言をいたします

 

プレスリリース制作は

掲載率アップのコツを知る記者にお任せを

 


 「うちの店なんかテレビが取り上げるはずがない」と考え、プレスリリースを出さずにいるのはもったいない! 実際に新聞記者として取材に行ったら、「こんな話、記事になるの?」と店主から言われたことは何度もあります。記者は日々、話題性や世相、多くの情報の中からこのネタが記事になるのか、放送できるものかを考えています。何が記事になり、テレビに取り上げられるのか、意外とわからないものなのです。

プレスリリースとは

 「新しい商品や製品、新事業をPRしたい」「弊社、私たちのイベントや展示会を紹介したい」-。自分たちの会社、団体のニュースを広くアピールするには、どうしたらいいんだろうと考えますよね。
 例えば、あなたが「たい焼き屋」を新しく始めたときに、店をPRする方法として何を思い浮かべますか? テレビでⅭMを放送する、新聞に折込チラシを入れる、HPを立ち上げる、地元のフリーペーパーに広告を掲載するなど、さまざまな手段を考えると思います。

 誰でもすぐに立ち上げることができるSNSは、ほぼ無料でしかも無限に発信ができ、ターゲットユーザーを狙いやすいツールではあります。現代では、SNSを活用している事業者も多いかと思います。ただ、爆発力、信頼性という面では新聞やテレビの力はとても大きく、広く認知を獲得するためにメディアの力を借りない手はありません。

 一方で、テレビで広告を打てば莫大な広告費がかかります。大きな企業ならこの広告費を出すことはできますが、商店街の小売店や事業を始めたばかりでスタートアップなど、全ての事業者が多額の費用をかけてテレビにⅭMを出せるわけではありません。

 その力を借りるための最初の一歩にプレスリリースがあります。プレスリリースに書くのは、テレビや新聞に取り上げてもらうための公的な情報です。その情報を見て、取り上げる価値があるかメディア側は判断します。

 テレビや新聞に取り上げられれば、広告費をかけずに、何百万人にリーチできる可能性があります。プレスリリースは情報が面白ければ、個人が大企業と戦えるツールです。今はⅭMや広告を出せなくても、事業が大きくなった時、テレビ局や新聞社への広告出稿という形で還元してください。

プレスリリースを書くときに意識するべきこと

 では、新しくオープンしたたい焼き屋がプレスリリースを出すとします。国産小豆を使い、三日三晩寝ずに作ったあんこを入れたこだわりのたい焼きだからと言っても、それではテレビや新聞は取り上げてくれません。しかし、次の店はどうでしょうか?
 
 フランスのミシュラン三つ星レストランで働いていたシェフが出したたい焼き屋 

 人類の食の未来を救うたい焼き屋をフードテックベンチャーがオープン

 社会的課題の解決に一役買うサービスを提供するたい焼き屋

 いずれも、面白そうな匂いを感じませんか? メディアが好むのは「ストーリー」です。それをリリースという形にして各媒体に届けます。

 この際、リリースには過剰な表現や、嘘を盛り込むことは絶対にしないでください。リリースは、公式の文書です。そして、リリースされたものは、メディア側の視点でまとめられた内容で報じられます。それがニュースです。第3者が価値ある情報として判断したものなので、受け手側が信頼してくれるのです。

 ただ、ニュースリリースが必ず取材され、掲載、放送されるとは限りません。こここが一番の課題です。例えニュース性、話題性があると自負していても、取り上げられないこともあります。そうなのです、メディア側の目に止まる内容だったり、分かりやすい内容だったりすることが大事になります。

プレスリリースの書き方

 それではプレスリリースには何を書けばいいのでしょうか。情報はまず、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにするのか、という5W1Hを意識してください。その上で、見どころ、つまりニュースがどこなのか、記者の視点になって考えていくことで、見出しも決まります。

■プレスリリースを書く時のポイント

・メディア側の視点で書く
・ニュースが伝わるように要約する

 

プレスリリースは配信方法とタイミングも大事 

 プレスリリースを書いた後にも注意することはあります。それは配信する方法とタイミングです。

 現在では、全国のメディアへ一括でプレスリリースを配信するサービスを提供する会社も多くあります。こうしたサービスを利用することで、多くのメディアへアクセスることができます。

 さらに取材を受けることで、メディアと直接コミュニケーションが取れるようになります。記者の連絡先を得ることで、メディアと関係性を深めていくことができます。

 配信のタイミングもとても重要です。最適なタイミングで配信できれば、掲載確率は大きく変わるからです。緊急性のあるものは別にして、時期や公表する日時などを考えることを忘れてはいけません。闇雲にリリースを配信するのではなく、最適なタイミングでリリースを出しましょう。

プレスリリースを書く目的を考える

 例えば本を寄付しました、海岸清掃をしました、などの社会貢献活動が取り上げられることで、会社の社会的信用を上げることができるでしょう。ただ、一般的に売上を上げたい場合、本業で取り上げられなければあまり意味はありません。

 たい焼き屋の場合、「店主が児童養護施設の子どもたちに無料でたい焼きを振る舞います」というリリースを出したら、得られるのは店主の社会的信用です。この時、たい焼きのこだわりの部分は視聴者や読者に伝わらない可能性が高いです。つまり「あの店のたい焼きが食べたい!」と思わせることは難しいけれど、知名度は上がり、地域の人から信用を得ることはできるかもしれません。

 プレスリリースを出すことで、何を得たいのか、これをきちんと決めてから動き出すことも掲載率を上げるポイントになります。

プレスリリースの制作はプロにお任せ

 私たち「aoもの」では、地元新聞記者としてメディア側にいた経験と視点から、プレスリリース作りを行っています。リリースの制作だけでなく、内容やタイミングなども一緒に考えるコンサルタント業務も行っています。

 ニュース性や話題性がなくても、動きや近況などをまとめ、メディア、関係者に伝える「ニュースレター」作りも承っております。まずはお気軽にご相談ください。

 問い合わせはこちらから。