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旅としなもの

愛知・三河湾を望む仁崎キャンプ場が営業再開。波穏やかな海に松林、釣りや磯遊びも

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 波穏やかな海に松林、釣りや磯遊びもー。
 アウトドアがブームの中、懐かしい昭和の雰囲気たっぷりのキャンプ場が、愛知県田原市にあります。三河湾に面した仁崎キャンプ場です。新型コロナウイルス禍で3年ぶりの営業になります。地元の住民の手で開設され、今シーズンは11月までの予定です。キャンプを考えている皆さん、出掛けてみてはいかかでしょう。

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松林の向こうに三河湾=田原市仁崎町で

 今季の営業は、連休や夏休みを除き、土・日曜のみにしています。車が乗り入れできるオートキャンプサイト(1区画約8㍍×約10㍍)、車両乗り入れ不可のテントサイト(約4㍍四方)、バーベキューができる屋根付き桟敷席(1・8㍍×3・6㍍)などを設けています。

仁崎キャンプ場の全景=同

 利用者の皆さんが使いやすよう除草も兼ね場内に木材チップを敷いたり、焚火などに適した広葉樹の薪を用意したりしています。場内には、トイレ・シャワー棟や炊事場なども整っています。キャンプと合わせ、目の前の海で釣りや磯遊びができるのも仁崎キャンプ場ならではです。

案内所とシンボリックなな黒松=同

キャンプ場目の前の海。干潮時は岩場が姿を現す=同

トイレ・更衣室=同

 仁崎はもともと、海水浴場とキャンプ場で知られています。地元の住民が古くから開設していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で営業できず、2019年を最後に休業していました。
 一方で、かかわっている住民の高齢化なども課題でした。昨年秋、今後の運営を検討する中で「地元の資源をなくしてはならない」との思いから、40代を中心にした住民有志が従来の「仁崎観光開発組合」の名称を継承した新組織を立ち上げ、今シーズンの営業を始めました。今季はキャンプ場だけです。

4月23日に行われたキャンプ場の安全祈願祭=同

 組合メンバー十数人の代表、加藤高志さん(51)は子どもの頃、毎日、この仁崎(海水浴場、キャンプ場)に来ていたそうです。「ここに来れば、友達に会えて遊べた」と今も忘れることのない思い出が、仁崎を愛する気持ち、大切な資源と言う思いにつながっているのでしょう。

松林の中にテントが張れる仁崎キャンプ場=同

 加藤さん自身も、キャンプ、アウトドアが大好きです。「波穏やかな三河湾、緑豊かな松林と自然があふれ、昭和の雰囲気のキャンプ場です。多くの人に喜んでもらえるよう運営します」と話し、来場を待っています。

 予約は仁崎キャンプ場ホームページへ。

 

 

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