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渥美半島で観光タクシー始まる。伊良湖岬や菜の花畑、イチゴ狩り、田原城跡などを巡るプランを用意

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 渥美半島で観光タクシーが走り出しました。田原市内でタクシーを運行している事業者2社が観光事業者と連携し、各社独自のプランを用意。風光明媚な伊良湖、城下町文化が息づく田原地区などを自由に巡るフリープランから、早春を彩る菜の花畑のプランなどがあります。

 2社は豊鉄タクシー(豊橋市)と渥美交通(田原市)です。

中型タクシーとジャンボタクシー。後方は三河田原駅、蔵王山


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中型タクシーで伊良湖岬や田原城跡など観光地へ

 豊鉄タクシーは、中型タクシー(乗車4人まで)で観光地などを巡るプランを企画しました。伊良湖岬や田原城跡など、利用者の希望に応じて案内する「お手軽フリープラン」は、4時間コース(2万8010円)と5時間コース(3万5010円)があります。担当者は「運転手と話をしながら、見たい場所や食べたい所を決めて案内します」と話し、気軽な利用をPRしています。

蔵王山展望台

蔵王山展望台

 来年1月15日開幕する「渥美半島菜の花まつり」に合わせたコース(3万5010円)もあります。渥美線三河田原駅を午前10時に出発し、蔵王山展望台や伊良湖岬・恋路ケ浜、伊良湖菜の花ガーデン、道の駅などを訪れ、午後3時に三河田原駅に戻る5時間の行程です。

葉の花ガーデンポスト

伊良湖菜の花ガーデン

 他には、以前はバスで巡った「渥美半島東海七福神めぐり」(3万8510円)。新型コロナウイルス感染症の影響でバスツアーは開催されていないので、東海七福神に関心のある人には便利なサービスです。三河田原駅を発着点にした5時間半のコースで、お寺だけでなく、昼食の時間帯に恋路ケ浜へ立ち寄ります。2022年の大祭は3月10日と11月10日の予定です。

8人乗りジャンボタクシーで体験ツアー

 渥美交通はジャンボタクシー(定員8人)を使い、体験をメインにした観光プランを企画しました。例えば、三河田原駅を発着点にした4時間プランは、伝統の田原凧にちなんだ凧作りや吉胡貝塚資料館でのまが玉作りなどの体験、田原城跡にある田原市博物館の見学に、菜の花畑散策などが楽しめます。そして、3000円相当のお土産も付きます。

凧作り体験の会場となる田原まつり会館内。春に展示される田原凧の初凧

 8人で愛知県民の場合、1人あたりの料金は同県の「LOVEあいちキャンペーン」で正規代金の半額、5000円(税・体験料込み)になります。お土産付きを考えたら、お得なプランです。 
 もちろん、愛知県民以外や8人未満の利用も、正規料金で受け付けています。ジャンボタクシーの利用時間は午前9時~午後6時です。

田原城跡

博物館などがある田原城跡

個人旅行やグループ旅に便利なタクシーはコロナ禍でも安心・安全

 タクシーを使った観光は、小回りが利くうえに、コロナ禍でも安心、安全な少人数の個人旅行、グループ旅に対応できるため、利用したいサービスです。
 田原市内のタクシー利用客は現在、新型コロナウイルス感染症の影響でコロナ前と比べて半減~7割程度にとどまっています。運行事業者も、新たな観光タクシー事業に期待しています。

申し込み、問い合わせ】
豊鉄タクシーがエモア旅行センター     電話0532(54)5691
渥美交通は田原観光情報サービスセンター  電話0531(23)2525

 



 

 

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