渥美半島はメロンの季節へ。すぐに食べられるイエローキング。夏の味覚が充実の豊橋・大崎農園直売所が開店
渥美半島にメロンの季節がやってきました。愛知県内一のメロンの産地・田原市では、黄色の皮の露地メロン「イエローキング」の出荷が最盛期を迎えています。渥美半島の入口にあたる豊橋市大崎町の国道259号沿いには今年も、メロンやスイカなど夏の味覚を販売する大崎農園の直売所がオープンしました。
買ったその日に食べられるイエローキング
田原市の露地メロンの主力、イエローキングは糖度が14度以上で甘さがある一方、さっぱりとした後味。追熟の必要がなく、購入したその日に食べられるのが特徴です。2、3時間程度冷やして味わうのがおすすめです。
みずみずしいメロンを食卓に届けようと、栽培農家は日の出とともに、畑へ繰り出し、収穫作業をしています。ビニールを掛けたトンネルの下に実ったメロンを手際よく採り、軽トラックで作業場に運搬。洗浄し、箱詰めをして出荷しています。
田原市では、JA愛知みなみ田原露地メロン部会があり、59人の農家で組織しています。イエローキングは主に中京、関西、近年は関東にも出荷しています。
天候に恵まれ、今年の出来栄えは味、色とも抜群とのことです。田原市内に訪れた際には、JA愛知みなみの直売所や市芦ケ池農業公園「サンテパルクたはら」、田原めっくんはうすなどの道の駅で購入できます。
豊橋・大崎農園の直売所
豊橋市大崎町、国道23号バイパス大崎インターチェンジ近くの国道259号沿いに大崎農園の直売所が今シーズンも、オープンしています。メロンやスイカなど夏を代表する果物、旬の野菜を販売しています。
店頭には、マスクメロンをはじめ、イエローキングやプリンスメロンなどのウリ系メロン、ネット系のタカミメロン、スイカなどが並んでいます。マスクメロンは品ぞろえが豊富で、1玉2000円(税込み)~です。スイカが1玉1200円(同)~となっています。
その場でスイカやメロンをカットし、来店客に振る舞うおなじみの試食会は今年も、新型コロナウイルス禍で個別のパックに入れて対応しています。
今季は寒い冬でしたが、5月に入って収穫前の時期に気温が高くなり、果実の玉伸びが良いです。その上、朝晩の温度差があったので、糖度も高いそうです。
野菜は、トウモロコシやタマネギ、トマト、ナス、キュウリなどが季節の品があり、安価で販売されています。
豊橋市内から訪れた常連客は「おいしくて買いやすい値段。野菜もいろいろあるので、毎年買いに来ています」と話していました。
7月中旬、ヒマワリが咲く直売所周辺
直売所周辺は7月中旬ごろ、ヒマワリが咲きます。景観づくりとして、大崎農園と地元の市立大崎小学校児童有志が種をまきました。昨年、ヒマワリ畑で写真を撮る多くの人の姿が見られました。
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大崎農園
年末まで無休。
営業時間:午前9時~午後6時
電話:0532(25)3242