冬のギフトに愛知・田原市から届く花の定期便はいかが? タハナ第二弾は社会福祉貢献プランも
マムやバラ、ガーベラなど日本一の花の生産地、愛知県田原市から自宅ポストに産地直送の花束が届く定期便「タハナ」。第一弾は追加注文を受け付けるほど好評だった企画ですが、第二弾は選べるコースが増えました。障害者福祉に携わる事業者から届くものもあり、花のある生活を送りながら、社会貢献もできます。何かとギフトを贈る機会も多くなる冬場、まだ予約が間に合うコースをご紹介します。
産地直送だからこその高い品質の花をお届け
田原の花の定期便を略した「タハナ」。その最大の特徴は品質の高さです。産地から直接季節の花が届くので、長い期間楽しんでもらえます。届けられる花はアレンジした状態なので、そのまま花瓶に挿すだけで美しい花が部屋を彩ります。一部を除き、縦長で下が細く、ポストに入る形の箱に入れて届けられるので、家を留守にしがちな人も安心。水分を保ったまま届けられるので、遠方の家族や友人へのプレゼントにも最適です。
第二弾はコースが拡大
第二弾は5つの事業所が実施。事業者は道の駅「あかばねロコステーション」、「NPO法人クオーレ」、「アグリトリオ」、花屋「フラワーワタナベ」、バラ農家です。価格は月々1500円から。それぞれ届く花や届けられる回数などが違うので、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
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11月現在受付中のコースを紹介
11月20日現在で予約を受け付けているコースをご紹介します。まずは、元祖タハナの事業者である「あかばねロコステーション」の3カ月コース(4500円、送料・消費税込み)。毎月20日が締め切りで翌月15日までに配送されます。今年度の最終締め切りは来年2月20日です。
福祉施設と農家をつなぐ請負型農福連携サービスを手がける「アグリトリオ」のカラーリングマムを使ったフラワーアレンジメントは、6カ月コースが残念ながら完売してしまいましたが、3カ月コース(9900円、送料・消費税込み)は注文可能。カラーリングマムとは、日本一の菊の産地、愛知県田原市産の開花している菊ブルームマムを染めて作る世界に一つだけの花。お届け月は今年10月~来年5月を選べ、毎月20〜25日に届けられます。こちらは、宅配便にて発送されます。
障害者の就労支援に取り組む「NPO法人クオーレ」は、最も長い8カ月コースが売り切れ、3カ月コース(4500円、送料・消費税込み)と6カ月コース(8500円、送料・消費税込み)が受付中です。さらに日付指定で届く記念日コース(3000円、送料・消費税込み)はお祝いやプレゼントにぴったり。こちらはポスト配送ができないのでご注意を。
他にも、花のプロである田原市内の花店がセレクトした「お花屋さんのタハナ」は12月から配送がスタートする3カ月コース(4500円、送料・消費税込み)のみ、バラ農家直送の「バラ生花」はさまざまな種類のバラが月1回、3カ月に渡って届けられるコース(4500円、送料・消費税込み)を受け付けています。
詳しい注文方法はタハナ公式サイトから。
日本一の花の産地・田原市
令和2年の花きの産出額は497億円で愛知県が全国1位で、菊、バラ、洋ラン、観葉植物など、全国トップシェアを誇ります。その主産地である田原市は、花きの市町村別産出額が304億円で日本一の花の産地となっています。特に、輪菊の産地として知られています。
田原市の秋の風物詩に「電照菊」があります。深い闇に包まれる渥美半島の夜、ぼんやりと暖かな光を放つハウスを見かけます。何棟も並ぶハウスからもれる灯りはイルミネーションのようで、渥美半島の秋を幻想的に彩ります。電照するのは、需要の多い正月や春のお彼岸へ向けた出荷調整のため。花芽ができる前の時期に人工的に光を当てることで、開花時期を遅らせています。産地ならではの夜景です。
コロナ禍の花き需要拡大に企画されたタハナ
タハナは、昨年度、田原市が市内の道の駅「あかばねロコステーション」と連携して始めました。新型コロナウイルス禍で縮小する花き需要の拡大などを目的に企画されました。好評だったことから、事業者を拡充して今年8月から第二弾の受付がスタートしました。