新緑に染まる柿畑、豊橋の次郎は生産量日本一
豊橋市北部、石巻地区が柿の木の新緑に染まっています。生産量全国一の次郎柿の産地で、この時期ならではの光景です。石巻地区は、1世紀以上にわたって受け継がれる次郎柿を中心に西村早生、新品種の陽豊などを栽培し、至る所に柿の木畑が広がっています。
例年、大型連休前に新緑が美しい時期を迎えます。今年は桜と同様に早めです。道路沿いや一面柿の木が並ぶ丘などは、黄緑色の若葉に彩られています。
小高い丘に上がれば、鮮やかな新緑が見渡す限り眺められ、柿の産地を実感できます。このところの初夏を思わせる日差しと爽やかな風を浴びながら見ていると、しばし時間を忘れるほどゆったりとした気分になります。
次郎柿は、やや角ばった平たい形が特長で、歯ごたえがあり、こくのある甘さで知られています。豊橋特産の次郎柿。秋には、ぜひ味わってみてはいかがですか。