アムール・デュ・ショコラに田原産のイチゴを使ったゴディバのチョコが登場
名古屋市のジェイアール名古屋タカシマヤで1月20日、チョコレートの人気イベント「2022アムール・デュ・ショコラ」が始まります。今年は、ベルギーの高級チョコレート「ゴディバ」から農業王国・田原のイチゴを使った商品が販売されます。気になるこの商品を紹介します。
イチゴ×シャンパンで生まれた自信作
ゴディバが売り出すのは「ときめく心ピンクグラデーショントリュフ」(4個入り、税込み2700円)です。シャンパン(ロゼ)をふんだんに使い、田原市内の農産物生産会社マーコが栽培しているイチゴ「いちごのしあわせ」(紅ほっぺ)と合わせました。
先日、ゴディバジャパンのフランス人パティシエ、ヤニック・シュヴォローさんが、産地の田原を訪れました。「爽やかさ、まろやかさがあるイチゴにチョコレートが加わって、良い味になります。素晴らしいイチゴを使っているので、おいしい商品にしかなりません。自信を持っています」と説明してくれました。
ヤニックさんは、シャンパンに合うイチゴを探していたそうで、それが「いちごのしあわせ」でした。
甘みと酸味が絶妙な「いちごのしあわせ」
このイチゴを作っているマーコの青山智行社長は「甘みと酸味のバランスがいい『いちごのしあわせ』。今季は特においしさにこだわって、もう1回買いたい、食べたいイチゴを目指して栽培しています」と話していました。
アムール・デュ・ショコラによる地域貢献
アムール・デュ・ショコラでは、地域の素材を使ったチョコレートの販売も積極的に展開しています。
ジェイアール東海髙島屋販売促進部の犬飼奈津子さんは「髙島屋も地域に貢献したいと考えていて、アムール・デュ・ショコラを通じ東海地区を盛り上げられたら」と話しています。
今年で22回目を迎えるアムール・デュ・ショコラ。1日に1億売れる売上32億円(2020年)の催事に成長しています。2月14日まで開催され、国内外の150のブランドが集まります。
事前予約や日時指定券の配布などで混雑緩和
会場は例年、チョコレートを買い求める人たちの行列ができますが、コロナ禍のため感染対策が実施されます。開店時の日時指定入場券(無料)の事前予約(メイン会場)などによる入場制限や、オンライン販売(29日まで)の強化などで混雑を緩和します。