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古民家に昭和レトロなレンタルスペース 「こっそり部屋 きくやカフェ」 渥美半島・田原市福江  

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田原市福江町下紺屋瀬古の旧道沿いに、呉服、和雑貨などを扱う大正時代から続く店舗「喜久屋(きくや)呉服店」があります。その古民家の一室に「レンタル・コミュニケーションスペース」ができました。

昭和にタイムトリップ

築100年に及ぶ古民家1階の奥、6畳と4畳半の二間を活用し、まるで隠れ家のようで昭和レトロな雰囲気満載の部屋です。昭和にタイムトリップできるこの和室は「こっそり部屋 きくやカフェ」と名付けられました。

こじんまりとした和室は、すだれをつるして飾り物を掛けたり、古い家具を置いたりして、和の雰囲気を一層醸し出しています。

江戸幕末の元号などが記された家具(中央)

飾られている帯やガーゼ手ぬぐい

つるし飾りのほか、店で販売している帯で作られた手提げかばんなどが展示され、書画が貼られた屏風も立てられています。
江戸幕末の元号などが記された家具もあり、古いお膳とお盆が中にしまわれていて、一見の価値があります。

昭和レトロの和室に合わせ、暖房器具も火鉢風ストーブを置いています。寒くなりましたが、鉄瓶から湯気が立つ光景は雰囲気抜群です。

密談に⁈

辺りはとても静かなので、隠れ家の名にふさわしい空間です。さまざまな利用を受け付けていて、グループでの会議やちょっとした展示会、ワークショップの場などに使え、店主の姉妹は「はたまた密談にどうぞ」と呼び掛けています。
1人でも利用できるほか、最大でも10人ほどで使用するのがおすすめです。

12月から来年3月までの利用料は1時間1200円(税別)。コーヒーなどの飲み物はサービスし、お茶菓子は持参です。アルコールは禁止。基本は午前11時から午後10時までの間ですが、貸し出し時間は相談にも応じるそうです。

ワークショップを開催

11月下旬には、ここでワークショップ「ちりめん細工」が行われ、来年のえと、丑(うし)の置き物を布で作りました。コロナ禍でもあり、講師と数人で実施、参加した女性たちは和やかなムードの中で手を動かしていたそうです。
年明けにもワークショップがあり、田原市内の女性を講師にバスソルト作りなどが計画されています。

ワークショップで作られた来年のえと、丑の置き物

大正時代創業の呉服店を受け継ぐ姉妹

「喜久屋」を営むのは、地元の榎本明美さん、ますみさんの姉妹。大正時代の創業で、先代の母親から受け継ぎました。呉服、着物の手入れをはじめ、現在は衣料品や、ガーゼ手ぬぐいなどの和雑貨、寝具も扱っています。

隠れ家「こっそり部屋 きくやカフェ」がある店舗の正面

福江湾に面し、船着き場もあったことから、「喜久屋」のある通りは、さまざまな店が並び、かつてはとても栄えていました。時代とともに店舗が減り、人通りもめっきり減少、そんな状況に榎本姉妹は心を痛めていました。
そこで、この和室を活用することで店も知ってもらい、足を運んでもらえるようになればと考えたそうです。

古いものが好きな仲のいい姉妹。明美さんは「ひと息つく休憩の場としてでも、気軽に使ってください」と多くの利用を期待しています。

喜久屋呉服店
公式HP:http://www.kikuya-5fuku.biz
住所:田原市福江町下紺屋瀬古26
電話:0531-32-0265
駐車場:台数に限りがありますので、きくやカフェ利用時は事前に相談を