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糀屋が10%オフクーポン配布中! 牛乳×あま酒で年末年始に懸念される生乳廃棄回避へ

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 この冬、廃棄される生乳を出さないために室町時代創業の種麹メーカー「糀屋三左衛門」(豊橋市牟呂町、村井裕一郎社長)は、キャンペーンを企画。牛乳とあま酒を合わせて寒い冬にほっと温まる

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で打撃を受けた生乳の需要は未だ回復しておらず、酪農家や乳業メーカーなどで構成する「一般社団法人ミルク」によると、年末年始には小・中学校で給食がなくなり、休業する外食産業や商店も多いことから、牛乳の原料となる生乳が廃棄される可能性があるという。業界ではハッシュタグ「#1日1L」をつけて生乳消費を促す運動を行っている。

 この窮状を知った糀屋三左衛門は、かねてから推奨していた「あま酒ラテ」で牛乳の消費を促そうと企画。あま酒を牛乳で割る飲み物の歴史は古く、平安時代に貴族たちの間で「極上」を意味する「醍醐(だいご)」と呼ばれ親しまれていたという。その名は、現在使われている「醍醐味」の語源にもなっている。

 キャンペーンの対象となる「糀屋三左衛門のあま酒」シリーズは、水の使用を抑えた濃厚なあま酒で、地元産の無農薬レモンや北海道産小豆、高知県産の土佐柚子、徳島県産の鳴門金時を加えた商品がある。砂糖不使用の優しい甘さが特徴で、牛乳との相性もいいという。

 購入方法は、直営オンラインストアで10%オフクーポン「amalatte」を使用して「糀屋三左衛門のあま酒」シリーズを買う。割引購入後、牛乳で割り、あま酒ラテにした画像を二つのハッシュタグ 「#あま酒ラテ」「#1日1L」を付けてツイッター、またはインスタグラムに投稿する。

 地元の総合乳製品メーカー「中央製乳」の荻野誠社長は「今年はコロナ感染と夏場の天候不順の影響により、酪農家さんが心を込めて搾った生乳が、冬休みに入り需要が減ることで、年末年始にかけて生乳が廃棄される可能性が高まっています。そのような中、糀屋三左衛門の甘酒に牛乳を混ぜて、ぜひあま酒ラテを楽しんでいただければ、生乳廃棄の回避につながりますので、ぜひともおいしく栄養のある牛乳利用をよろしくお願いいたします」とコメント。

 糀屋三左衛門の村井社長は「あま酒はホットミルクとの相性もよく、ぜひこれから寒くなる冬のひとときに、あったかいあま酒ラテで、ほっとする時間を楽しんでいただくとともに、少しでも牛乳の消費量の向上につながることができたら幸いです」と話している。

 

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