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糀屋三左衛門KOJI THE KITCHEN

老舗種麹メーカーがデザインの力で麹の新たな可能性を創造するプロジェクトを始動、10日にオンラインイベント開催

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 デザインで麹のさらなる魅力を発見するプロジェクト「KOJI THE KITCHEN」を室町時代創業の種麹メーカー「糀屋三左衛門」(愛知県豊橋市牟呂町、村井裕一郎社長)がスタートさせる。10月10日には、キックオフイベントとして食とデザイン、アートなどに関わるゲストらが、麹や発酵を切り口にしたディスカッションをオンラインで行う。現在参加者を募集中。

 「KOJI THE KITCHEN」は、種麹を主軸にした食文化創造の探究プロジェクト。日本最古のバイオメーカーである同社の持つ種麹の知見と、「アート」「サイエンス」「デザイン」「エンジニアリング」の4つの領域で生み出されるさまざまなアイデアを掛け合わせることで、麹の新たな魅力を引き出す。

 キックオフイベントとなる「KOJI THE KITCHEN vol.0」は、同社の技術者とフードクリエイターが協力し、種麹を使って食の技術やアイデアを自由に表現。

 10月10日のオンラインイベントは、発酵をはじめとする食文化と、デザイン、アートの領域を横断して活躍するゲストが登壇。プレゼンテーションのほか、「種麹、麹作り、発酵を通じて文化をつくるには?」「発酵素材・技法・製法のオープンソースプラットフォームは可能か?」など、麹づくりや発酵技法を通じた文化醸成の実践とこれからの可能性について、ディスカッションする。

 登壇者は関谷健(関谷醸造代表取締役)、小倉ヒラク(発酵デザイナー)、濱田織人(ベーシスト、音楽プロデューサー)。他にも、実際に種麹を使ったメニュー開発に挑戦するフードクリエイター2人によるチャレンジ内容の発表もある。時間は午後4時〜同5時半。参加費無料。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」と動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信も行う。
 11月3日には名古屋市中区の「FabCafe Nagoya」でフードクリエイターが作り上げた品の発表会もある。

 イベント申し込みはこちらから。

 

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