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ロエベ×ジブリのポップアップで愛知・豊橋市の種麹メーカーのあま酒がよきかな茶として提供中

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 「LOEWE(ロエベ)」がスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」とコラボレーションしたカプセルコレクションの発売を記念して1月7日にオープンした東京・原宿のポップアップストアで、愛知県豊橋市の老舗種麹メーカー「糀屋三左衛門」のあま酒が提供されている。

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東京・原宿の「アンノン原宿」で開催されるポップアップストアの様子(提供)

 糀屋三左衛門は室町時代に京都で創業。1965年に八丁味噌やたまり醤油、清酒、みりんなど醸造産業が盛んだった愛知県へ分離独立した。現在、同社が保有する株菌は数千種にのぼるとも言われ、種麹業界でシェアトップを誇る。

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ロエベとジブリコラボストアで糀屋のあま酒が提供される

 会場で楽しめるあま酒は「糀屋三左衛門のあま酒 純米」。麹の香りや味わいを贅沢に堪能できるよう米麹にする前の麹菌から厳選し、麹の甘い香りと、米と麹だけを使ったとは思えない濃厚な甘さが特徴になっている。米麹の本当の美味しさを届けるため、伝統的な製法で手作りしており、舌の上で米の粒感を感じられる。代官山の人気カフェ「PELLS」とイベント環境に適した濃度、温度を探したという。イベントでは、「伊藤園」の緑茶・ほうじ茶とともに、「よきかな茶」としてキャラクターの描かれたドリンクスリーブで提供される。

 会場となる伝統的な古民家をリノベーションしたイベントスペース「アンノン原宿」の外観には、澄み渡る青空にハクが舞う姿が描かれ、中に入ると、赤い橋と湯屋、天井を舞うヒトガタなど映画の名場面が広がる。名シーンの一つ、千尋とカオナシが海原電鉄に乗るシーンをモチーフにしたフォトスポットも登場した。

 ロエベとスタジオジブリのコラボは、2021年の「となりのトトロ」に続き2度目。ポップアップストアは16日までの10日間限定で、完全予約制となっている。

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