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∞ゾッキ見張り台決起集会

∞ゾッキ豊橋編撮影前に山田孝之監督らが市民300人と決起集会を開催

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 映画「ゾッキ」の続編となる「∞(むげん)ゾッキ シリーズ」で、俳優の山田孝之さんが監督を務めるドラマパートの撮影が愛知県豊橋市内で始まる。撮影前日となる4月20日夜には作品を盛り上げるための決起集会が豊橋駅近くで開かれ、山田さんとプロデューサーで豊橋出身の伊藤主税さん、市民300人が揃いのアウターを身につけ参加した。

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 蒲郡市で撮影された映画「ゾッキ」は、地元出身で人気漫画家の⼤橋裕之さんの幻の初期作品集「ゾッキ A」「ゾッキ B」に収録された作品をまとめた実写映画。監督は俳優の⽵中直⼈さん、⼭⽥孝之さん、⿑藤⼯さんの3⼈が務め、2021年に劇場公開された。

 「∞ゾッキ シリーズ」は蒲郡、豊橋、豊田の3市それぞれで撮影するドラマ、ドキュメンタリー、旅番組からなる。ドラマパートでは3人が再びメガホンを取る。現在、BSデジタル放送「BSJapanext」にて放送中で、蒲郡編が17日から始まった。

 豊橋市では、山田さんが「ゾッキ B」より、謎の見張り台から何かを監視する男の一時を切り取った作品「見張り台」を撮る。撮影期間は21〜25日24日(25日予備日)を予定し、出演者は今後発表される。

 20日夜、豊橋市駅前大通2の複合施設「エムキャンパス」に集まった市民は300人以上。豊橋市はこれまでにもたびたび、映画やドラマ撮影を受け入れてきたロケ経験が豊富な街で、今回はエキストラ出演などで協力する市民らが豊橋市民宣伝部として参加した。

∞ゾッキ見張り台決起集会

 伊藤プロデューサーは「映画をきっかけに街とつながって、街が宣伝されて、何か新しいきっかけがつくれたらいいなと思い、山田監督と取り組んでいます。僕らも頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします」と引き続きの協力を呼びかけた。

∞ゾッキ見張り台決起集会

 今回は官民一体の実行委員会を立ち上げ、市民がコラボ商品の開発や宣伝などに携わるのも特徴の一つ。決起集会では、市の名産品や特産品を一つの箱に詰め合わせた「ゾッキ箱」の紹介や計画されている宣伝企画の説明、さらには企画に携わる市民らと写真撮影の時間も設けられた。

∞ゾッキ見張り台決起集会

 最後は公式ツイッターに投稿された決起集会の模様を、参加者が一斉に引用リツイートして作品をPR。ロケ地としてさらなる盛り上げに励んだ。

∞ゾッキ見張り台決起集会

 決起集会後、山田さんは「面白い作品を作り、皆さんの興味が湧いて、ドラマをきっかけに豊橋にまた人がいっぱい来てもらえたらと思います。これだけ多くの人が商品開発や企画だとか、いろんなことを考えてくれるので、ドラマだけじゃなく、そこから派生したものがどんどん広がり、繋がるのではと思います。何よりも今日の時点でこれだけの人が集まり、気持ちが同じ方向を向いているのが素晴らしいこと。豊橋の人の団結力、豊橋の皆さんが、よそ者をこんなに受け入れてくれて嬉しいですし、ありがたいです」と感謝した。

 5月には撮影地域でイベント上映会を開くほか、7月からはAmazonの動画サービス「Prime Video」での配信もスタートする。

■豊橋編放送スケジュール
5月15日旅番組「旅ゾッキ 豊橋編」 旅人:松井玲奈
5月22日ドラマ「見張り台」
5月29日ドキュメンタリー「裏ゾッキ 豊橋編」

 

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